青葉食品工業股份有限公司
創業1970年
青葉の最も知られたCMソングは、1980年代から台湾人の心に深く刻み込まれています。
お腹がぐうぐう鳴っている
体中力が出ない。ぴょんぴょんできない
福松パンなんかいらないや
青葉嚕肉飯 はいい匂い
お母さんは家にいない 青葉嚕肉飯 やっぱうまいや 青葉嚕肉飯
地元に根付いた台湾料理のおいしさを受け継ぐ、初の調理済缶詰
1970年その当時になっても、台湾の缶詰食品業の製造レベルは、旬の野菜類を水煮で鮮度を保つ程度でした。一方で、調理類缶詰は全て輸入に頼り、少量で高価でした。
その頃、青葉レストランは台湾初の台湾料理レストランになりました。創業の際には、沈雲英氏は常に新メニューの開発や調味方法の改良などの努力を重ね、グルメの皆様の舌をうならせようと奮闘していました。店内では嚕肉飯、菜脯蛋(切干大根入り卵焼き)、蔭豉蚵(牡蠣のトウチ炒め)、地瓜粥(サツマイモ粥) …などを出し、それらはそれまで以上に、グルメなら注文せずにはいられないメニューとなったのです。青葉レストラン自体はこうして6年が過ぎ、台湾料理の中華料理史において新たな一ページをすでに書き加えていたのです。その時、沈氏は考え始めました―おいしい料理は来店されるお客様に満足いただけるだけであってはならない。台湾各地に広めて、各地の皆様に味わっていただけるようにしなければ…と。
こうして、青葉レストランの経営と料理での成功経験を食品缶詰の分野にも展開することとなり、それが「青葉食品工業股份有限公司」の創業となったのです。弊社では嚕肉(煮込み豚肉)、肉そぼろ、瓜仔肉(きゅうりと豚肉蒸し)などの肉類調理缶詰が創業期の主力商品でした。